議員立法で制定された「動愛法」が7年ぶりに3回目の改正となる運びとなりました。
我が自民党の先輩議員である北村直人先生始め、多くの先輩議員が汗を流し、アニマル・ウェルフェアーの精神で制定されましたが、今回4党合意がまとまり、うれしく思います。
我が自民党環境部会においてもこれまで改正に向けて9回の会合をもち、いろいろな団体からヒアリングをし、さらには動物愛護に関心の深い方と勉強を重ねてきました。
とりわけわが党では、動物にいわば戸籍を作ろう、すなわちマイクロチップを装着して、一匹一匹のデータをわかるようにしようとする議論がなされました。4党協議の中でこの点に理解が得られ合意形成ができたことについて感謝申し上げたいと思います。
今回の改正で一番関心を集めたと思われるのは、8週令の問題でありましたが、これについても今の日本には科学的知見が多く存在しないため、次の改正まで予算措置をし、より多くのデータを収集し、広く科学的知見を得られるようにしたのは、いわゆる大人の解決で大変良かったと思います。
また、今回の改正案第7条第4項で動物を飼っている者の責務として、「当該動物が命を終えるまで適切に飼養することに努めなければならない」としたことは、動物を飼う者が、興味がなくなれば捨ててしまうということに対して、明確に警鐘をならした点が評価されます。
今回の大震災の教訓として災害時の対応が動物愛護管理推進計画に追加され、動物愛護推進員の活動にも追加されたこと、また牛や豚などの産業動物に生存の機会を与えるよう附帯決議案に盛り込まれたことも良かったと思います。